健康的な生活・快適さ・省エネを求め、高気密・高断熱の住まいを希望する方が増えています。しかし、家づくりのなかで見落とされがちなのが、開口部の気密・断熱性能です。

世界では、開口部の一部である窓の断熱性能に最低基準を設けています。なぜならば、暑さの原因の7割、寒さの原因の6割は、開口部にあるから。しかし、日本は基準が低く、いまだ開口部の断熱性能に対する意識が低いままという問題があります。

そこで当社は、木材のもつ美しさと高い断熱性を活かした、高気密のドアを作ることができないかと考えて新たに開発したのが、木製玄関引戸「Chigiri」です。

「Chigiri」最大の特長は、引き戸タイプの玄関でありながら、高気密・高断熱を叶えたこと。これまで、引き戸は使い勝手は良いものの、スライドさせた時に生じる隙間によって気密性が下がってしまうため、高気密・高断熱を優先する住宅では敬遠されてきました。高気密・高断熱の玄関は開き戸一択でしたが、新たな選択肢の登場です。